出産祝い
無事に赤ちゃんが生まれホッとするのもつかの間、出産の知らせの範囲や方法、出産祝いへのお返しとしての内祝いの方法などいろいろと考えることも多いかとおもいます。
また、出産の知らせを受けた側も、お見舞いに行った方が良いのかとか出産祝いはどのようにしたら良いか迷うこともあるかと思います。
そこでこれらの考え事をまとめてみました。
出産の知らせの範囲や方法について
出産後は、待ちかねている双方の両親や兄弟などの近親者に報告します。友人や知人、親戚など広範囲に知らせてしまうとお祝いの催促をしているように思われるので注意しましょう。
これらの方には、付き合いの度合いに合わせて退院後、少し落ち着いてから報告するか年賀状などでさりげなく知らせるだけで十分でしょう。
出産後のお見舞いについて
出産の知らせを受けても双方の両親と兄弟の身内以外は、産後間もなくの頃はお見舞いは遠慮するほうが良いでしょう。母子ともに体調がまだ回復していないので気を使わせない配慮が必要です。
また、「赤ちゃんの顔を見に来る?」と連絡を受けた場合も、授乳中の場合も考え男性や子供を連れていかない配慮が必要です。
訪問する時間もなるべく短くしましょう。
出産祝いについて
出産祝いは、ベビー服などのベビー用品を贈る場合が多いようですが、好みの違いや重複する場合も考えて現金や商品券なども選択肢の一つです。この場合、「ちょっと選ぶのに自信がないので、お好きなものをどうぞ」と添えると良いでしょう。
もちろん、欲しいものが直接聞けるようであれば、その品を出産祝いの品とするのがベターです。
出産祝いの水引は、「紅白の蝶結び」にして、表書きは「御祝」とします。
出産祝いを贈る時期は、出産後一週間から一ヶ月の間、後から知った場合は、その時点で贈ると良いでしょう。
金額のめやすは、両親や近親者、友人などの間柄や土地の風習などで大分変わりますが、3000~10000円前後が多いようです。
出産祝いのお返しとしての内祝い
元々は、自家の出産を親戚やご近所の方にも祝ってもらうために紅白の餅や赤飯を配ることが「内祝い」とされていましたが、現在では、出産祝いのお返しとしての「内祝い」が主流のようです。
出産祝いをいただいた方に、お宮参りの時期(生後1から2か月後)にタオルやお菓子などの日用品や消耗品などを贈ります。
表書きには、「出産内祝」と赤ちゃんの名前を書いてお披露目します。