お盆飾り

ご先祖様をお出迎え!お盆飾り

お盆飾り

お盆飾りとして知られる盆棚は、先祖棚とも呼ばれ、お盆に帰ってきたご先祖様を家で祀る臨時の祭壇のことです。
一般的には、8月13日の朝に仏壇の前に小机などを置いてつくりますが、家の庭や縁側につくる場合もあります。
お盆に飾る盆棚の作り方は、宗派や地方によってさまざまなので、これが「正しい」というものはありませんが、一つの例として次のようにご紹介します。

盆棚の作り方

① 仏壇の前に小机を置き真菰で編んだござを敷く。
※このござがご先祖様の座る霊座となります。
② 棚の四方に笹竹を立て柱とし、これを真菰で編んだ綱を張ります。
※この綱の張った内側が、霊座の結界を意味します。
③ 張られた綱には、ほおずき、キキョウ、ミソハギ、オミナエシ、ユリ、ナデシコなどをつります。
④ 中央には、お位牌を置き、その前にお水や初物の果物や野菜、お菓子、そうめんなどをお供えします。
⑤ キュウリやナスにオガラを刺して作った馬や牛も置いて飾ります。
  ※この作り物の馬や牛は、ご先祖様を送り迎えする乗り物を意味します。
⑥ お盆の間は、精進料理を供え、お水やごはんを毎日三回お供えします。

盆飾りを片付けるのは、8月17日に行うことが多いのですが、8月中飾っている地域もあります。

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